インプラントの固定度を左右するものとして、その表面性状があげられます。
もともと初期の歯根タイプのインプラントは表面がツルツルの機械研磨の表面性状でした。
現在ではほとんどのインプラントは何らかの表面処理をして表面積を稼いでいます。当医院で使用しているSPIインプラントはサンドブラストと酸エッチングによる優れた表面構造をしています。
SPIにシステムを換えて以来、幸せなことに、現在までロストした症例は1例もありません。
最近行った症例でかなり骨質の弱く初期固定がきびしい症例でもうまくインテグレーションしました。
よって、特に骨質の悪い(タイプ3~4)症例には有効と考えます。