睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome; SAS)

昼間眠くてたまらない。いびきがうるさいと言われる。こういう方には睡眠時無呼吸症候群の方が多くみられます。福岡市東区の歯医者さん、あべ歯科クリニックでは和白の榎本内科の榎本先生と共同でこのような症例に取り組んでいます。現在SASにはCPAP(Continuous Positive Airway Pressure)という治療法、あとはマウスピースによる治療法とがありますが、当医院ではマウスピースによる治療法を担当しています。CPAPは効果が確実な治療法ではありますが。デメリットもあります。

  • 慣れるまでは見た目が良くない。
  • 止めてしまうと、また睡眠時無呼吸症候群が発生する。
  • まれにノドが渇く場合がある。( 特に冬場)
  • CPAPそのものは根本治療とはならない。
  • 費用が毎月5000円ほどかかってしまう

マウスピースによる治療法では装着時に5000円ほどの費用がかかりますがあとの調整は月に何百円かなので費用的なメリットは大きく、またCPAPではコンセントが必要だったり装置が大掛かりになりますがマウスピースによる治療法ではそれがありません。ただし、長期的な使用で顎の痛みやかみ合わせの変化がある場合も報告されていますので必ず定期検診は必要です。

睡眠時無呼吸症候群の治療で使用するマウスピース
やや下顎を前にだした状態で上下を固定したマウスピース